脱皮する

先日のテレビで、タコを特集していました。

 

見たこともないようなタコがたくさん出てきて、とても興味深かったです。

なかでも、

 

ムラサキダコ

別名・・・・コロモダコ

 

水面の近いところをぷかぷかと浮くようにして泳いでいて、

敵が近づくと、

今までたたんでいた体の一部ともいえる表面の皮膚を伸ばして、

大きく見せ、まるで着物を広げたように自分の皮膚を広げていきます。

 

墨を吐いたり

変な音を出したり

ついには、その皮膚を自ら切り離して逃げていきます。

 

そして最大のタコと言われる ミズダコ

 

ものすごく大きくて驚きます。

あらゆるものを食べますが、

卵を守っていたお父さん魚・・・あれは、ほていさんに似てるから

ホテイウオ

 

お母さん魚が産み落として岩場にくっついてる卵を

ご飯も食べずに見守り続けている、けなげな魚です。

 

お父さんホテイウオは、何週間も食べていないので、やせ細り、

その渾身の力で卵を守ります。

 

卵を狙う、ひとで ヤドカリ ・・・・それらの敵を口で追い払いながら

頑張っています。

 

しかし、

ミズダコ が来てはたまりません。お父さんホテイウオは初めはびっくりして逃げ出しましたが、

果敢にも卵を守るためにミズダコのそばに戻ります。

結局お父さんホテイウオは、タコの餌食になってしまいましたが、

卵は少しは助かったのかもしれません・・・・。

 

自分の命を投げ出して卵を守るお父さんホテイウオの姿には感動しました。

 

ミズダコがダンスをする時があります。

自分の大きくて長い足をぐるぐると回して、

回転しています。

 

すると、ふわふわと、タコの表面の皮が取れていくのが見えます。

「脱皮」です。

 

脱皮は古い皮膚をはがして、新しい皮膚に生まれ変わります。

 

私たちも、様々な中で、古い性質の自分を脱ぎ捨てて

日々新しくなっていきます。

主がそれをしてくださいます。

 

古いものは過ぎ去った

見よすべてが新しくなったのです。アーメン