Merry Christmas!!!

メリークリスマス!今日はクリスマスです。クリスマスに本当に起きたお話です。

今からちょうど100年前の第一次世界大戦の時のことです。戦いは100m ほどの至近距離で銃弾が飛び合い、イギリスとドイツが向かい合い、戦っていました。

しかし、12月25日になりました。ドイツ軍が機関銃を打つのをやめ、なんとドイツ軍の最前線から「きよしこの夜」の歌声が流れて来たのです。
「きよしこの夜。星は光り、救いの御子は馬舟の中に、眠り給う。いとやすく」。そしてドイツの兵士たちがクリスマス・ツリーにキャンドルライトを点けました。

すると、それを聞いた、敵であるイギリス軍も機関銃や迫撃砲を撃つことを止めました。そしてついさっきまで敵として戦っていたドイツ軍もイギリス軍も中間地帯の真ん中に歩み寄ってきたのです。そして互いに顔を合わせ、手を握り合いました。

互いに家族の写真を見せあったり、チョコレート菓子や酒、タバコなどの配給品を敵同士がクリスマスプレゼントとして交換することさえ行ったのです。一緒にサッカーまでして楽しみ、さらには亡くなった死者たちを埋葬したのです。

ついさっきまで、仲間を殺され、憎み合っていた者たちがクリスマスの訪れとともにまったく変えられ、戦場が平和と一致の場所に変わるというキセキが起こったのです。

イエス様のお生まれになったクリスマスは、このように戦争のような悲惨な世界や社会を変えることができるのです。

それは、イエス様がこの世にこられた目的が人々に仕えさせるためではなく、逆に仕えるために来られたからです。また、それは多くの人々の罪を償い、いのちをお与えになるためでした。

「キリストこそ私たちの平和であり、二つのものを一つにし、隔ての壁を打ちこわし、ご自分の肉において、敵意を廃棄された方です。」(聖書/エペソ2:14~15)。

私たちに仕えるために来てくださったイエス様のように、今日、私たちも誰かに仕えるクリスマスを過ごしましょう。
きっとあなたのところにもキセキが起こります。