一粒の麦

嘆きの淵にある時も
作詞・作曲 岡林信康
果てない雪に立ち尽くして
歩むことさえ かなわぬまま
望みも今は 雪に埋もれて
全てのものが 死に絶える時
季節の流れ 瞳こらし
いのちのことば 聞き取るなら
重たい雪の下ではすでに
息づく緑 ささやくように
望みがこの大いなる
いのちの流れに沿うものなら
叶わぬことがなぜあるだろう
実らぬことがなぜあるだろう
春に枯れ葉は 舞い踊らず
秋に緑の芽はふかない
夏に裸の こずえを知らず
冬に花びら 咲くこともない
季節の流れ 瞳こらし
いのちのことば 聞き取るなら
重たい雪の下ではすでに
息づく緑 ささやくように
望みがこの大いなる
いのちの流れに沿うものなら
叶わぬことがなぜあるだろう
実らぬことがなぜあるだろう
歌は
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昨年・・・年も押し迫った12月。
大事な友人を天に送りました。
お見舞に行ってすぐに帰ろうと思って、飛び乗った大阪行きの新幹線。
友人はとてもとてもパワフルで元気な人だったから、
私にそんな姿見せたくないんではないかって、遠慮してたけど・・・。
でもとにかく行こうと乗った新幹線の中で、
大阪につく前に
天に召されたという連絡が入った。
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絶句した。
信じられない信じたくない現実の中で、
友人の明るい笑顔が浮かぶ。
 
間に合わなかった・・
でも、
時は全て主の御手にある。
最後の一息まで精一杯生きて生きて生き抜いて。
駆け抜けた人生だったね。
だから彼女にとっては、もっともっと働きたかったね。
不本意だったのだろうと思う。
人の何倍も生きたんだ。
命は主の御手の中にある。
小さな雀さえ
その父のゆるしなくしては地に落ちない。
世界に出て、福音を伝えた。
病の中でも痛みの中でも、福音を伝えた。讃美していた。
神様と取っ組み合いしてた。
神様
友人をありがとう。
最後は大好きなお母さんに看取られて。
一粒の麦が地に落ちて死ななければ一粒のまま、
もし死んだなら、豊かに実を結ぶようになる。
ヨハネ12章
https://www.youtube.com/watch?v=wYJBS-yLG_w